シャッタースピードコントロールによるさまざまな表現 - Tetrad Chord
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シャッタースピードコントロールによるさまざまな表現

シャッタースピードコントロールによるさまざまな表現

自分は元々、ライブハウスでアイドルのライブを撮ることがカメラにのめり込むきっかけだったが故に、被写体ブレを防ぐために「できるだけ開放F値の低い明るいレンズ」で「できるだけ高感度耐性の高いカメラ」で「できるだけ速いシャッタースピード」で…という部分を求める傾向にありました。

もちろん、特にレンズと高感度耐性の部分は追求すればそれなりのコストがかかってしまいますので、限られた範囲で…とはなりますが。

ところが、「シャッタースピードを速くしたり遅くしたりする」分には少なくともマニュアル制御できる一眼レフやミラーレスカメラならばどんなカメラを使っても基本的にコストは変わりません(笑)

見方によってはそんな地味な立場の「シャッタースピード」。

速いシャッタースピードでばかり撮っているうちは気がつかないのですが、ポートレートや風景撮りにのめり込むと、昼間に露出オーバーを防ぐためにNDフィルタ使用したり、夜間の撮影をしてみたりすると、実はシャッタースピードというのは画の表現のコントロールに物凄く影響を与えるパラメータなのだということがわかってきます。それもストロボを使うようになってからはより顕著に感じるようになりました。




こちらの記事で背景露出はシャッタースピードでコントロールするという内容をアップしています。
が、それはあくまでストロボを使用したときの話。環境光をどうコントロールするのかというお話でした。

それとは別に、表現手法として光源(車のヘッドライトやテールランプ)を流して写したり…

水の流れを滑らかに表現したり…

わざと被写体ブレさせて人を消してみたり…

と、写真では一連の時間経過を1枚の静止した画に表現できます。

肉眼では一瞬一瞬を見て、それを写実的と捉えていますが、このシャッタースピードをちょっとコントロールしてみるだけで、現実離れした、よりファンタジックな世界観を表現できるのが面白さのひとつなのではないのかなと思います。

自分が考えるポートレートの醍醐味とは背景ありきなので、背景のロケーションや表現をまず第一に考えます。それ故、シャッタースピードは重要なパラメータになりますし、いちばん気を遣います。極端な話、ストロボ光源の近くにいる被写体はどうにでも写し止められるからですね。

最後にロングシャッターの表現の一例として。
この辺の写真などもシャッタースピード15~20秒程度で撮影しています。

ハリー・ポッターよろしく、魔法のような光が出ておりますが、合成ではありません。長くシャッターを開いている間に私がLEDライトを持ってウロウロしながら振り回しています(笑)

もう一つの星空が見える方は、本当にかなり暗い環境でなければできません。
街灯の光などを拾うとこうはいかないわけで。
札幌近郊でもかなり場所が限られますね。

そんなわけで、シャッタースピードコントロールによる表現方法の一部をご紹介しました。
いざというときに覚えておいておくと面白い撮影方法なのではないでしょうか。




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