ND Filter - Tetrad Chord
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ND Filter

ND Filter

周りではにわかに海イベントの話題でソワソワw

そんなさなか、ND(減光)フィルタの話題です。
日陰もない炎天下現場では必須アイテム(?)

要は、文字通り、センサーに届く光を減らす(暗くする)役割を果たすフィルタですが、何故必要なのか。

ズームレンズで最も明るい絞り、開放F2.8。
夏の海辺でこの辺の絞りで撮ると、ISO100程度の感度でもエントリー機のシャッタスピード上限である1/4000秒で白飛びしてしまうことが多々。
だったら、もっと絞りを絞ればいいんじゃない?とお思いでしょうが、被写界深度の浅い、背景ボケがしゅきしゅきだいしゅきな諸氏にとっては、それは死活問題←

もっと明るい単焦点レンズなんか使ったのであれば尚更でしょうw

ノーフィルタでも、被写体を適正露出で撮ることはできますが、たいていの場合、背景は間違いなく白飛びします。
せっかく屋外で撮ってるのだから、綺麗な青空とか、煌く水面とか、岩場とか、そういうものもフレームに収めたいですよね!且つ、ボケもキープしたい。そんなワガママな要求を満たすのが、NDフィルタぁ~(ドラえもん風)。背景ボケはそのままに(厳密には違いますが)明るさだけを下げる(=シャッタースピードを遅くする)ことができる便利グッズ。

※「背景なんてどうでもいい!水着のチャンネーを撮れればいい!」ってだけの人は白ホリ張ってるスタジオにでも行ってください←

普段、室内やスタジオで撮るときはどれくらいのシャッタースピードで撮影してますでしょうか?
もちろん、照明の問題などもあるので、一概には言えませんが、私の場合、あまり動かないポートレートでは1/50~1/250、ライブハウスで動きのあるアイドルを撮るときには1/400~1/500くらいはキープしたいところ。

暗すぎて困るというのはわかりやすい上に、ISO感度を上げればという発想になりますが、明るすぎて困るというのは、普段あまり感じない方が多いのではないでしょうか?
それくらい、真夏の海辺というのは特異な現場であるのです。
日光だけならまだしも、水面や砂浜の照り返しを含めるとかなりの明るさ。

そんな中、「露出を上下にコントロールできる」
これは重要なことだと思います。

これがひとつの大義なのですが、自然光で撮る場合と、ストロボで日中シンクロする場合とで意味合いが少し異なってきます。

自然光であれば、コントロールできる範囲内に収めるためにNDフィルタを使い、ストロボを使う場合には「同調速度」の上限(最近のデジタル一眼だと1/160~1/250くらい)があるため、それに収まるシャッタースピードに調整するためにNDフィルタを使います。

下記、屋外撮影での感覚的な数値になりますが、参考にしていただければ。

【F2.8で撮影した場合の炎天下撮影感覚値】
①ND4~2段減光(1/2000→1/500)
自然光で被写体のみを適正露出で撮影、背景は露出オーバー気味

②ND8~3段減光(1/2000→1/250)
被写体は暗め。レフ板、LED、HSSのストロボ等で補助光を入れて被写体を適正露出に、背景はちょうどよい?

③ND16~4段減光(1/2000→1/125)
被写体は真っ暗。ストロボ同調速度内で発光して被写体をしっかり浮かび上がらせ、背景はアンダー気味。空の青が最も綺麗に出るあたり。

もちろん、ハイスピードシンクロが使えるストロボで、電池のことを気にしなければ、②の環境が最も扱いやすいですかね。

上記は、あくまでF2.8で撮った場合の一例です。
単焦点でもっと明るいレンズを使えば当然上記も変わります。

NDフィルタとか難しそう!めんどくさい!とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、シャッタースピードの上限が狭いエントリー機ほど気を遣いたい部分です。

当方使用のEOS 6Dも上限1/4000なので、なかなか切実です(笑)

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